最近はどこの家でも見かけるようになったソーラーパネル。
実際に電気料は変わるのか?仕組みは?設置するためにはどうしたらいいの?
そんな、気になるけどよくわからない、太陽光発電についての疑問を解消するべく調査しました。
省エネや電気代削減、災害対策など様々な理由で太陽光パネルを設置する家庭が増えています。昨今の電気代高騰もあり、太陽光発電の導入を検討している方もいるでしょう。
とは言え、仕組みがよくわからなかったり、費用がどのくらいかかるのか、どうやって情報を集めたらいいか思い悩むことも多いかと思います。
そんな太陽光発電の気になる点について、あらためて見ていきましょう。
太陽から出る熱や光エネルギーのこと。私たちが住む地上には、日々膨大な量の太陽エネルギーが降り注いでいます。この太陽エネルギーを利用したものがソーラーパネルやソーラーカーで、太陽の光をパネルを使って電気エネルギーに変えています。
屋根、あるいはカーポートや車などに設置されたソーラーパネルに太陽の光が当たり電気が発生します。島内の家の屋根や広い敷地などに、青っぽい色のソーラーパネルを見かけることがあると思いますが、その1枚1枚が半導体と呼ばれる特殊な素材でできています。その半導体にもN型とP型の2種類があり、その二つを電気が流れる導線で結ぶことで1枚のパネルとして作っています。
パネルに日光が当たると、半導体の中にあるプラスとマイナスの粒子が、それぞれN型とP型にある電極に集まります。粒子は元の場所に戻ろうとする性質があり、マイナス粒子が導線を伝いプラス側へ移動します。この動きが電流となり、電気を生み出します。
また、パネルから生み出された電気はそのままでは使えないため、家庭でも使用できるよう変換するためのパワーコンディショナーや、電気を一時保存し好きなタイミングで使うための蓄電池も備わっています。
導入参考・取材協力:株式会社宮古島未来エネルギー
お問い合わせは、HPかお電話でしていただき担当者からの説明の後、希望される場合は申込書をご記入、担当者による現地調査があります。
設置条件としては、太陽光パネルと蓄電池を設置でき るスペース(約41 ㎡ / 約 12 坪)が必要となります。
現地調査から設置に至るまで、一切の費用はかかりません。これは、「第三者所有モデル」と呼ば れるもので、近年増えている契約形態です。
居住者は、初期費用なしで太陽光パネルと蓄電池を設置、発電した電気を使用することができます。なお、使用した分の電気料金を、従来の電力会社よりも安価な、36.3円(税込)/kWhでご利用いただけます。料金についての疑問点や、より詳しく知りたい方は(株)宮古島未来エネルギーへお問い合わせください。
電気代はこれまでと変わらないか、使用量によってはお安くなるご家庭もあります。また、沖縄電力との契約はそのままで、電気料金の支払は(株)宮古島未来エネルギーへまとめてお支払いになります。
基本は太陽光で発電した電気を使用し、足りない分は沖縄電力から供給されます。
電気代が変わらないのなら設置する意味がないのでは?とお思いになるかもしれませんが、台風の多い宮古島で停電した時にも、蓄電池があれば電気を使用することができるようになるなど、緊急時の対策用としての側面も強くあります。
設置と同じく、メンテナンスや故障したときの対応は宮古島未来エネルギーが行い、居住者には一切負担はかかりません。
設備は、宮古島未来エネルギーの所有物になるので、発電で得た電力を売ることはできません。
現在、宮古島未来エネルギーでは、宮古島内の一般家庭や事業所向けに太陽光発電の導入を行っています。現在までに1000世帯程が導入済みとのこと。
この機会に、一度太陽光発電について考えてみるのはいかがでしょうか。
株式会社 宮古島未来エネルギー
2018年設立。
宮古島内において、太陽光発電と蓄電池の無料設置で電気供給サービスを主要事業としている他、来間島でマイクログリッド実証設備の運用も行っています。来間島のプロジェクトはTVで紹介されたこともあり、ご存じの方も多いかと思います。目標は、宮古島内での普及率100%目指しているとのことです。
TEL:0980-79-9005
所在地:エコパーク宮古
(沖縄県宮古島市下地字上地743番地)