2023年2月 MadamC Sakaba&Coffee 

東京に本店があり2店舗目を出すなら宮古島というほど宮古島が好きな夫婦が開いた『MadamC』さんを紹介します。

東京原宿のイタリアンが宮古の「島らしさ」と融合して生まれた居心地よい空間










2店舗目を出すなら宮古島で

2022年11月末にオープンした「MadamC SAKABA&COFFEE」、店長を務める飛田シズエさんは埼玉県出身、東京原宿でご主人とともにイタリアンを経営する。
 3年前、コロナ禍をきっかけに移住し、最初は苦労の連続だったが無事に開業を迎えることができた。約20年前に初めて来島して以来、島を気に入り毎年訪れ、2店舗目を出すなら宮古島でとずっと思っていた。
 店内は都内の様々な飲食店を参考に施工してくれたOceams11の西田さんに相談した。好きなものを集めたらごちゃごちゃしたが、見た目で伝わるように意識してデザインしてもらった。

明るく気さくなスタッフと飛田店長(中央)

訪れた人が居心地の良さを感じて欲しい

昼から夜までの営業になるので、照明の数や明るさには特に気を配った。明るすぎず暗すぎず、くつろげない雰囲気にならないように何度も相談してようやく辿りついたのが今の明るさになる。西田さんだけじゃなく、大工さんや友人たちにも助けてもらってようやくオープンできたので、周りの人たちがいなければできなかったと思う。訪れた人が居心地が良いと思ってもらえたら嬉しい。
 空間だけじゃなく、地元の食材や農産物も積極的に活用して鮮度の良い野菜で美味しい料理を提供したい。そして、今後は店舗を増やせるように頑張りたい。目標は海沿いに出店すること!

















つまみは居酒屋メニューで
〆はパスタがMadamC流
各料理に合わせたお皿も
見た目でも楽しませてくれる。


島内外から集めたお気に入りの小物やこだわったポイント

「居酒屋」と言えば『のれん』というイメージがあり店舗入り口にはのれんと、並びの飲食店も提灯があるので、提灯通りと呼ばれたら良いなと思って2つの提灯(ちょうちん)を設置。
マグカップは一目ぼれした那覇の工房琉白(りゅうはく)にお願いして制作。お気に入りのマグカップができたらコーヒーにも拘りたくなって、結局コーヒーも作ることに。
島内だけでなく島外でも着られるTシャツを。観光客が地元に帰ってから着て、宮古島を思い出してほしい、パジャマにならない、普段着として着られるデザインとして考案。
シーシーとあだ名で呼ばれることが多かったため、MadamCという店舗名に決めた。一目で「酒場」と「コーヒー」があるお店って分かってインパクトがあるようにイラストで表現した。
















オーナーの希望を120%で実現したい

 宮古島で、建築工事・リフォーム、店舗デザイン・オーダーガレージのデザイン・施工、アンティーク家具の輸入も承っております。
Madam Cの飛田さんからご相談いただきまして、設計から施工まで関わりました。飛田さんが夢見るお店の雰囲気をくみ取りながら、色合いや光の当たり方を工夫して一緒に作り上げました。
特にこだわったのは、店内のどこを写真に収めても見栄え良く、映えることです。照明の数や鏡の位置など、お客様が撮る写真が思い出になることを意識して作りました。

株式会社WESTFIELD oceans11
西田 英史

店内に入って右側にはカウンター席(6席)ありスタッフとの会話がはずむ。左側には4人で座れるテーブル席も。

宮古Madam C
SAKABA&COFFEE

沖縄県宮古島で生まれたブランド【Madam C】
昼はCOFFEE、夜はイタリアン酒場として昼夜問わず、お気軽にご利用いただける雰囲気と接客でおもてなし致します。
住所:沖縄県宮古島市平良西里664-4
   (ファミリマート宮古高校店と鉄板をぎんの間)

株式会社WESTFIELD oceans11

新築住宅設計から店舗デザイン、リノベーション、不動産売買など任せて安心!ご自宅、店舗、ガレージ、船のリフォームしてみませんか?
住所:(本社)沖縄県宮古島市平良西仲宗根2-5
MAIL:info@oceans11.co.jp


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